（経歴）

昭和２８年７月１４日、林法律事務所の所在地で出生。

地元の鍋島幼稚園、鍋島小学校、城北中学校を経て、昭和４７年３月、佐賀県立佐賀西高等学校を卒業。

昭和５１年１０月、司法試験合格。

昭和５２年３月、京都大学法学部卒業。

２年間の司法修習を経て、昭和５４年４月、裁判官に任官。

以後、高松、熊本、東京、福岡、函館（地裁裁判長）、福岡、那覇（地裁裁判長）、福岡（地裁裁判長）、長崎（地裁裁判長）、福岡（地裁裁判長）を経て、松山（地方裁判所所長）で勤務した後、福岡高裁（裁判長）で勤務し、平成２８年８月に裁判官を退官しました。

その後、平成２８年９月から福岡市内にあります博多公証役場で公証人として稼働し、令和５年７月に退職しました。

（裁判官時代に担当した仕事）

裁判官時代は、刑事、民事、家事、少年の各種の事件を担当し、裁判員裁判については、その施行が決まった後の準備段階から開始後のしばらくの間、裁判長として担当しました。

（公証人時代に担当した仕事）

博多公証役場では、公証人として、遺言書作成、離婚・パートナーシップ・任意後見・死後事務委任・不動産の賃貸借・金銭消費貸借・債務承認等の各種の多様な契約公正証書の作成、定款認証等を担当しました。

（尊敬する人）

石丸久光さん。

私が生まれた昭和２８年の梅雨、佐賀を襲った大水害時に、鍋島町（当時、鍋島村）で区長として最後まで嘉瀬川の堤防に残り監視を続ける中で堤防が決壊し濁流に飲まれ殉職されました。